2020年09月24日
FLOWORDに込めた思い。
お花を贈る。
という行為は、
あげる側にそれぞれの喜怒哀楽、何かしらの感情があって、
嬉しい時、哀しい時、楽しい時、感謝の気持ち、それぞれ皆違う「思い・感情」を持っています。
そして、お花屋さんは、そのそれぞれの気持ちを、花束というカタチにして、
相手に気持ちを伝えるお手伝いをします。
我々は普段、商業広告の仕事をしており、
どうしても、最終的には直接人と顔を合わせたコミュニケーションではなく、
交通広告・雑誌・新聞・WEBといったマスメディアを介してのコミュニケーションとなってしまうので、花屋ほど、人の感情や気持ちの距離が近いコミュニケーションもなかなかないなと感じていました。
そして、気がつけば、
花屋という仕事に憧れや、尊敬を抱くようになり、
いつの日か、自分でお花屋さんをやりたい。
と、思うようになりました。
しかし同時に、
花を贈るという現存のコミュニケーションに対して、疑問や不満もありました。
いざ、「花束をあげたい」と思っても、
特に男性は、お花をあげるという行為自体、なかなか恥ずかしいものなのです。
友人から友人へ贈るにしても、
花束をあげるのは大げさすぎるかな?相手も困るかな?
と敬遠してしまったり、
「恋人に勇気を持って花束でサプライズしたい」と思い立っても、
持ち運ぶと鞄にはしまえずバレてしまうので、
コミュニケーションとしてスマートでないなと思ったり。
意外と、「お花を贈る」という行為は、 なかなかハードルが高いものなのではないでしょうか。
そんな想いから、
FLOWORDが生まれました。
「お花を贈る」というコミュニケーションを、
老若男女の誰もがもっと気楽に、もっとハードルを下げて、もっと身近に。
そして、皆さんの嬉しい事、楽しい事、
それぞれの想いを伝えるお手伝いができたらと。
まだ始まったばかりではありますが、
いつの日か、「花束を贈る」というコミュニケーションの選択肢として、
当たり前のようにFLOWORDが入ってくるような、
多くの人に愛される花屋になれたらいいなと思っています。
何卒よろしくお願いいたします。
2020年9月
FLOWORD 種市一寛、小杉幸一